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自己紹介【借金とシンプルな生活】

はじめまして!
山暮らしFPと申します。

現在は主に下記の2つの仕事をしながら生活しています。

  • 2019.4.1〜 花の生産者
  • 2021.4.1〜 ファイナンシャルプランナー

FP(ファイナンシャル・プランナー)は、家計に関わる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識を備え、一人ひとりの将来の夢がかなうように一緒に考え、サポートする専門家です。

私は花づくりを始めるタイミングで山奥に移住し、現在は家賃¥15,000の賃貸住宅で愛猫と共に自然の中で不自由なく暮らしています。

しかし、山に移住しこの2つの事業を始めるきっかけとなったのは最近まで私が抱えていた借金によるものでした。

生い立ち

私は山形県に生まれ育ちました。

とにかく勉強が嫌いだったので幼少期はテレビゲームとカードゲーム、そしてボウリングに青春を注ぎました。

ボウリングでは東北代表として国体やインターハイに何度か出場しました。
国体では前半4位と好スタートを切ったものの、調子に乗って大失速した苦い思い出があります。

特にやりたいこともなかったので、高校卒業後は地元の製造業に就職。

そこそこ給料は良く、当時は外車に乗ったり身の丈以上のことをして生活していました。

消費者金融との出会い

しかし、現実は甘くありませんでした。

23歳の頃に家庭の事情等により突如借金を背負います。

消費者金融2社を限度額まで借り入れし、総額で150万円ほどの借金を背負うことになりました。

ここから長い借金との戦いが始まります。

当時は消費者金融を甘く見ていたのですが、150万円も借りると毎月の返済額が高額であることに加え、月々の最低返済額(約3万円)に上乗せして返済しなければ元金がほとんど減りません。

自動車・住宅ローンや奨学金返済などとは全く異なる利率です。

当時は貯金が無いだけではなく、お金に関する勉強もしておらず、「なかなか減らないなぁ」ぐらいにしか考えていませんでした。

花との出会い

23歳。気晴らしに山道をドライブしていた際に転機が訪れます。

偶然、ワレモコウ(花の名前)の花畑に遭遇し2m以上ある草丈に衝撃を受けました。

この当時私は花に関する興味が一切無く、花屋に一度も行ったことがないどころか
桜とバラぐらいしか花の名前は知りませんでした。

そんな私でも心を打たれたのを覚えています。

私の父は花づくりの経験がありました。(現在は会社員)

父にその花のことを聞いてみると、次のようなことが分かりました。

  • 世間的な認知は低いが全国トップクラスのワレモコウ産地である。
  • 生産者の平均年齢は約80歳であり、5年後には産地からワレモコウが消えてしまう可能性がある。

そこで考えました。

これはチャンスなのではないだろうか と。
心を打たれたこのワレモコウという花で、借金を返済できるかもしれない と。

その後、勢いのみで会社を退職。

貯金約2万円、退職金30万円、サラ金の借金-150万円を持って花づくりの一歩目を踏み出します。

私にとって人生を賭けた挑戦がはじまりました。

甘くない現実と多重債務

24歳。新規就農という形で1年間の研修がスタート。

給料は貰えませんが年間150万円の給付金を受け取ることができる制度を利用し、
農大と研究施設に通い1から花に関する学習をはじめました。

講師や先生方に丁寧にご指導頂いたこともあり、研修はとても楽しかったです。

しかし、私にはお金の問題がありました。

給付金による150万円の収入と僅かなアルバイト収入のみでどうやって生活していけばいいのか。
※制度の都合上、基本的にアルバイトすることができません。

退職したばかりだったので税負担が大きかったのと、消費者金融への月々の返済(約25,000円)もありました。

ここではじめて多重債務を経験します。

多重債務とは・・・複数社から借金をし、返済困難状況にあること。

ようやく「生活レベルを落とさなければ生きていけない」という現状を把握しました。(既に手遅れ)

身の回りのものを売って現金化しましたが、それでも全然足りません。

返済が滞っていたこともあり、銀行にも融資を断られてしまいました。

農業の勉強は楽しいのに、毎日借金のことで頭がいっぱいで、他のことが手につかないような地獄のような日々でした。

最終手段として友人数名に頭を下げ、最低限の生活資金をお借りしました。
その方々には、心から感謝しています。

さすがに友人からの信用だけは失いたくなかったので、花の学習と並行してお金の学習も少しずつ開始します。

こちらも1からの学習でしたが、「生きるためには学ばざるを得ない」という状況でした。

独立1年目(試練)

25歳。
1年間の研修が終了し、独立する為に山奥に移住しました。

移住理由は下記の2点です。

  • 栽培したい花の適地が山間部であったこと。
  • 仕事に集中し、早期に借金返済を行うため。

移住した矢先の出来事。

疲労骨折で右手首が折れていることが判明。

ちょうど元号が令和に変わるタイミングで入院していました。
舟状骨という厄介な骨を折ってしまい、独立後の半年間は右手の使えないギプス生活を送ることになりました。

「ギプスで独立」というロケットスタートに成功したので、唯一使える左手と両足で愛情込めて畑づくりをはじめます。

もちろん人に手伝ってもらう程の資金は持っていません。

私が栽培している花は宿根草と呼ばれ、植え付け2年目から収穫できるようになるものがほとんどです。

独立初年度は、栽培技術が低いことや身内の不幸なども重なり年間の売上はたったの103,000円でした。

この金額から経費を引くのでもちろん大赤字です。借金は更に増えていきました。

消費者金融への返済ももちろん同時並行。
とにかくこの初年度は 「耐えろ」 とひたすら悟りを開いていました。

独立2年目(実践)

26歳。
本格的に出荷が始まる勝負の1年。

要領が分からず戸惑いましたが、折れた右手は回復し、昨年度の反省を生かすことで収益は何十倍にもなりました。

ここで一気に消費者金融の残債約100万円(ここまでの融資期間4年)を一括返済しました。

約150万円の融資を受け、4年間返済し続けている(既に120万円ぐらいは支払っている)にも関わらず残債が約100万円残っている。(元金が殆ど減らず、利息ばかりを返済している状態)

これが消費者金融を長期利用することの恐ろしさです。

また、友人からの借金も一括返済し、ここで全ての借金を完済。

そして、私が生きるために学んだお金に関する知識も発信できたらいいなと思い、FPとしてブログ活動していくことを決めました。

同時に学びはじめたFP資格は、この1年間でFP3級→FP2級→AFP(指導レベル)まで取得しています。

– 追記 –
翌年には、CFP資格試験(FP国際資格)を6課目一括受験し合格。(合格率5〜7%)
最高峰のFP1級まで独学で取得することができました。

まとめ

消費者金融を経験して

4年間の消費者金融生活を経験し、良くも悪くも人生が一変しました。

当時は人生終わったとばかり思っていましたが、今考えてみるといい経験だったと思います。

しかしこの期間失ったものも多く友人達ともほとんど遊ぶことが出来なかったので、これからの人生で資金や時間に余裕を作り、遊んだり旅行に行けたら良いなと今は前向きに考えています。

山ごもりを経験して

山にこもり最低限の生活に慣れてしまうことで、ささいなことでも喜びに捉えられるようになりました。

現在も生活レベルは落としたままですが、ストレスは一切ありませんし「生きているだけで幸せ」と強く感じるようになりました。

花づくりを経験して

花に関して何も知らない状態から思いきってこの業界に飛び込みましたが、今では自信を持って「花が生きがい」と言えるほど夢中になれました。

花づくりを始めるまでは特にやりたいことも無く惰性で生きていましたが、花と出会い「仕事は楽しいもの」という感覚を覚えることができました。

何より自分が1から作り上げたものがお客さんに喜んでもらえることが嬉しく、仕事が楽しく感じることができている要因だと思います。

最後に

まだ何も結果は残せていませんが、自身の経験から「お金や環境を言い訳にせずにまずは行動すること」が本当に重要だと感じています。

かつての私のような、厳しい環境にいる人なら特に「物」 を減らして 「時間」 を増やし、生活を豊かにする物と情報を選んでシンプルに生活すること。

そんな環境でコツコツと何かを続けていると、きっと未来は少しずつ良い方向へと変わっていくはずです。

当ブログで発信する内容(カテゴリ)は下記の3点です。

  • 生活ファイナンス (生活に役立つ金融知識や節約・節税の解説)
  • 時間の増やし方 (時短の方法や時間の作り方を解説)
  • 便利グッズ紹介 (生活を豊かにする商品を解説)

各カテゴリにはブログのトップページからアクセスすることが可能です。

当ブログは、少しでも人生がストレスフリーで楽しいと思ってもらえる人が増えればと思い開設しました。

現在借金に悩んでいる方も、自分としっかり向き合うことさえできれば借金は必ず返せます。
そのような方に対しても、当ブログが少しでも力になれれば嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

2021.4.1 山暮らしFP